普段好きだって言わなそうな方に愛してるって言わせてみた２

１のつづきです。


よろしければつづきからどうぞ

戦国無双

 

 

左三(三→左へ)

 

「左近。」

「はい、どうしました殿？」

「あ、あ……。」

「あ？」

「その、いつも感謝している…………ぁ、愛してる、ぞ。」

「………熱でもあるんですか？」

「！？し、死ね馬鹿者！！！」

「うわっ！急にどうしたんですか！殿ーーー！？」

 

 

(たまには素直に感謝を）

 

 

政兼(政⇔兼へ）

 

「兼続。」

「政宗。」

「！？な、なんじゃ兼続。何かわしに用か。」

「お前こそ。私に用事でもあるのか？」

「わしは、別に。」

「奇遇だな。私も特に用事は。」

「………………。」

「………………。」

『愛してる。』

 

 

(考え方は真逆でも、根底にある想いは同じ）

 

 

宗清(清→宗へ）

 

「今日はやけに寒いな。」

「…………。」

「こんな日はあたたかいものでも飲みたくなるな。」

「………宗茂。」

「清正も何か飲むか？」

「…………あいしてる。」

「清正？………熱い。これは風邪を引いたな。倒れるまで俺に付き合うことないのに。ゆっくり休め、清正。」

 

 

(大切な奴とは、一瞬でも長くいたいだろ？）

 

 

 

采配

 

 

高三(三→高へ）

 

 

「高虎殿！！」

「！！三成？そんなに慌ててどうし」

「俺ちゃんとあなたのこと愛してます！だから見捨てたりしないで下さい！」

「待て落ち着け！俺はお前を見捨てたりしない。安心しろ。」

「本当ですか？」

「あぁ。全く、誰からそんなでたらめを聞いたんだ。」

「ぐすっ。家康殿から聞いて……俺、いてもたってもいられなくて。」

「………頼むからあの人の言葉を簡単に信じないでくれ。」

 

 

(馬鹿だから、せめて信じてあげようって決めたんだ）

 

 

直豊(豊→直へ）

 

「と、豊………ひさ。」

「！？ひどい傷だ。どうしてこんな！」

「そこで………刺客に……はぁ、油断した……な。」

「もう喋るな！早く傷の手当を。」

「だめ、だ。かなり……深い、から……もぅ…………助から……ないだろう。だから、最後に………お前に、会いたくて……………。」

「諦めるな！！今誰か呼んで……。」

「………好きだ。……豊、久…………。」

「…………愛してるなら、私を置いていくな。愛してるから……生きてくれ………直政っ！！」

「では生き返るとしよう。」

「……は？」

「いやあ染料を血に見立てて驚かそうと思ったんだが、こうも上手くいくとは思わなかった！」

「…………死ぬ覚悟は出来ているよな。」

「え？何で剣を抜いて……待て豊久！これはほんの冗談で、うわーーー！！」

 

 

(これだけ怒るのは、それだけ思っているから)

 

 

 

ＴＯＶ(レイヴン→ユーリへ）

 

 

レイユリ

 

「おっさんっていつも回復してくれる時に愛してるぜって言ってるよな。」

「そうよ。世界中の女の子たちに俺様の愛を届けて。」

「はいはい熱弁はその辺でいいから。」

「青年最近冷たいわね。」

「別に。いつも通りだろ。」

「……ふーん。ねぇ青年。」

「何だ。別に意味はないっちょっとおっさん！いきなり何だよ！しかもそんな真面目腐った顔して………。」

「ユーリ、愛してる。」

「なっ！？」

「ははは青年ったら顔真っ赤。全く、寂しいなら素直にそう言えばいいじゃない。」

「……………だからって、いきなりシュヴァーンモードは卑怯だろ。」

 

 

(あなたの前なら、子供っぽい自分も悪くない)

 

 

 

 

 

あとがき

 

左三→殿が珍しく素直になると左近は天然になる(笑)

政兼→ケンカップルは意地張ってなんぼだと思います。

宗清→思っていれば宗茂なら伝わりそうですよね。

高三→この二人は周りが邪魔をしそう。

直豊→無双清正と采配豊久って共通点多いような気がします。

レイユリ→ナチュラルネタバレすみません＼(^O^)／どちらも適度に言ってそうなので真面目に言わせてみました。

 

 
 

若干キャラ崩壊してますね(-.-;)

というか私の好きな受け……みんな言葉にしなさすぎではないですか？（笑）